痴漢問題は「女性vs男性」ではなく「まともな人間vs犯罪者」




僕のフォロワーさん内では知っている人も多いと思いますが、いま僕が尊敬するイラストレーターの高田ゲンキさんが痴漢問題や男女差別について積極的に発信されています。

この発信を受けて思ったことは

  • 僕を含め、多くの男性は痴漢被害について全然知らない
  • 男性が「痴漢許さん」と発言することはかなり大事
  • 痴漢が普通にいることがキモすぎるし恥ずかしい

ということです。

(まとまりがなくなってしまいそうなので、サクッと読みたい方は記事最後の「僕が一番強く思ったことまとめ」を読んでください)

 

男性は痴漢の酷さを全然知らない

毎日のように痴漢被害に遭っていたという女性の意見も目にしました。ここまで多いとは思っていなかったというのが正直なところです。

男性が「そこらじゅうで被害が発生しているんだ」と知ることはまず必要です

 

痴漢冤罪は痴漢と同列に語れる問題ではない

女性が憤りを感じているであろうポイントについて『女性が痴漢被害を訴えたら男性は冤罪被害を主張する』という点があると感じました。

確かに、痴漢冤罪という問題は存在します。「痴漢問題において女性の被害は痴漢・男性の被害は痴漢冤罪」と捉える男性は多いように思いますが、別問題です。一度「女性が痴漢を我慢するか、男性が冤罪を受け入れるかどちらかしかない」みたいなとんでもなく的外れな意見を見たことがありますが、なんで痴漢がいるのは認めてんだって話です。あいつらはただの犯罪者。

冤罪を恐れて男性が痴漢について声を上げないことが痴漢被害を拡大させています。(冤罪冤罪と言う人はこの記事で対策を勉強しましょう)

https://news.livedoor.com/article/detail/13500113/

男性が冤罪ばかり主張すると、冤罪が増えます。

  1. 女性が痴漢ではなく男性全体を疑うようになる
  2. 周囲の男性に助けを求めたり解決策を提案しづらくなる
  3. 痴漢が犯罪を犯しやすくなる
  4. 痴漢の総数が増え、結果的に冤罪も増える

この流れは容易に想像できるので、男性は自らの首を絞める前に痴漢という犯罪者を糾弾しましょう。

 

被害者に対する的外れな意見

痴漢問題で根深いなと感じたのは、被害者に対しての的外れな意見が多いということです。

例えば、近所で放火とみられる小規模な火災が頻発するようになったとしましょう。多くの民家がごみ捨て場や郵便受け・子供の自転車などを燃やされており、端から見ると大きな被害は出ていません。しかし放火された家の持ち主からするといつ家を燃やされるかもしれないという恐怖が刻み込まれます。そんなときに放火被害者が一致団結して「放火犯を取り押さえよう!」と声を上げます。しかし被害に遭っていない家の住民は素知らぬ顔でこう言います。「もし放火犯と間違って無実の人をつかまえてしまったらどうするんだ?」「放火に遭ったのは燃やされるようなものを玄関先に置いていたせいだ」と。

被害住民からしたら、放火犯が敵のはずなのに、協力してくれないご近所さんを味方と思うことはできないでしょう。こうして被害に遭った家庭は周囲を敵だと感じ助けを求めることもしづらくなってしまいます。

このたとえ話を読むと、被害に遭っていない地域住民がいかに的外れな意見をぶつけてるか理解できると思います。悪いのは『犯罪者である放火犯だけ』であるはずなのになぜか放火犯をかばうような意見が多い。当然このたとえ話はそのまま日本の痴漢問題に置き換えられます。

 

痴漢を減らすために「普通の男性」も発言する

痴漢問題を減らしていくためには、『痴漢を許さないと構えている男もそこらじゅうにいる』ということを世の女性と痴漢に伝えることだと思っています。

女性には、いざというときに助けを求めれば加勢してくれる人がいるという安心感。

痴漢には、見つけたら力ずくで警察に引きずっていくぞという恐怖感。

を与えましょう。

 

あとこういう↓グレーゾーン痴漢も多いらしいので、怪しい現場を見たときに「痴漢かどうか微妙だな、警察に突き出して勘違いだったらどうしよう」と思ったらそのグレーゾーンおじさんを至近距離で睨むとかして「気づいてる男がここにいますよ」と示すだけでもいいと思うんです。そしてそれを男性がやることが大事。

 

この件で僕が一番強く思ったことまとめ

結論だけ言うと、本来この問題で一番悪いのは”痴漢という犯罪者”のはず。男女間の戦いではなく「まともな人vs犯罪者」。まずは痴漢を排除する空気作りが最優先だから、今まで声を上げてこなかった男性も一緒にやろう。ということです。

この問題が槍玉に上がると、一部の男性は被害者に対して心ない言葉を浴びせ、「冤罪ガー」と主張します。でもそもそも痴漢が一人もいなかったら冤罪もないわけで、諸悪の根源は痴漢なんですよ。痴漢がいる限り冤罪は生まれます。なんで痴漢に肩入れするような言動をするのか訳がわかりません。

そして一部の女性は「今まで女性が声を上げても何も起こらなかったのに、男性が声を上げると受け入れられている」「加害者側である男性が気軽に痴漢を語るな」という悔しさや怒りを露わにしていました。その怒りはもっともで、幾度声を上げても男性に裏切られてきたことは、男として「申し訳ない」としか言えません。ただ「痴漢ぶっ殺す」と声を上げ始めた男性を目の敵にはしないでほしいです。

雑な解釈で申し訳ないですが、今の痴漢問題の議論はこんな感じですよね。完全に一部の男女間の言い争いのようになっています。

いまの痴漢問題議論

 

冤罪冤罪という人は、本来こういう↓キレ方をするべきじゃないかな、という意見です。特に男性。

こういう構図にするべきじゃないかな

もし、この記事をまともな感覚を持った男性が読んでいるなら、痴漢許さんという意見をどこかで表明してください。女性からの共感を貰ったり、男性が「痴漢被害を見つけたら助けよう」と心の中で思うよりも、ごく普通の男性も一緒に声を上げて「痴漢はまっとうに生きるすべての人間の敵」という空気を作れば、少しは良い方向に変わると思っています。日本人は電車内での通話や化粧など、違反という空気が出来上がっている行為には厳しいからです。まずはその空気作りが大事じゃないでしょうか。

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