【ネタバレあり】『スパイダーマン/ファーフロムホーム』が最高でした




『スパイダーマン/ファーフロムホーム』を観てきました。MCUフェーズ3の締めくくりであり、世界興行収入2位に上り詰めたエンドゲームの直後というプレッシャーの半端じゃない作品です。

 

予告編などを見て、鑑賞前は

『サノスとの戦いで異次元の扉が開き、エレメンタルズ・ミステリオなどの別次元の地球からやってきた新キャラクターと戦う。異次元という存在の取り扱いが可能になったことでX-MENやファンタスティック・フォーなどのキャラクターの参戦が可能になる伏線が用意される』

という展開を予想していました。

ネタバレなしで感想を書けないので、以下ネタバレたっぷり含む感想です。

 

 

 

 

高校生兼アベンジャーズとして苦悩するピーター

アベンジャーズはエンドゲームの戦いでアイアンマン・ブラックウィドウが死亡、キャプテンが引退、ソーはガーディアンズとともに宇宙へ…と主要メンバーが不在なままです。

そんな中で次期アベンジャーズのリーダーやアイアンマンの後継者として期待されるのがピーターでした。しかしピーターは自分を見出してくれた師・トニーを失ったばかりな上、多感な16歳の高校生です。その影響で超人的なスパイダーセンスも失っていました。

ヒーローとして期待に応えたい一方で高校生として友達との旅行も楽しみたいという葛藤はなかなか切ないものがありましたね。

 

ミステリオは詐欺師だった

そんなピーターの旅行中にエレメンタルズが現れ、ヴェネチアで戦闘になりますがピーターはスーツを持っていませんでした。その窮地で魔術のような技を使いエレメンタルズを倒したのが新ヒーロー・ミステリオでした。ミステリオはヒゲ面で、サングラスをかけるとトニーの姿が重なります。そんな新たな師との出会いがピーターを救うのでした…。

と思いきやミステリオはトニーに恨みを持つ技術者でしたね。

原作では特撮技師で欺きのプロフェッショナルだったらしいので知ってる人は分かってたんでしょうね。途中からこれでもかというぐらい兄貴分で経験豊富なスーパーヒーローという雰囲気を出してきてたので「あ、これ絶対裏切るわ」とは分かったんですがまさか特殊能力のない技術系の人たちの集団だとは思いませんでした。

しかし「ホログラムの投影技術でスパイダーマンを幻惑し、高速列車で轢いた」こと自体は事実なので普通に技術的なスーパーヒーローを目指す道もあったのでは…。

 

スパイダーマンの成長

スパイダーマンホームカミングでは何度もアイアンマンに救われ、アベンジャーズインフィニティウォー・エンドゲームではアイアンマンお手製のアイアンスパイダーで戦っていたピーター。ホームカミングでは最後はスーツに頼らずヴァルチャーの計画を阻止しました。しかし阻止したと言っても最後はヴァルチャーの自滅です。

そんな中、今作の最後では、アイアン・スパイダーをはじめとしたスーツの能力はおろかウェブシューターなどの「技術」に頼らず身体能力とスパイダーセンスでミステリオに勝利しました。

ジェットの中で新スーツを作るとき、おそらくアイアンスパイダーも作れたのでしょうが、ピーターが選んだのは赤と黒のスーツでした。ホームカミングではトニーの「スーツなしじゃダメならスーツを着る資格はない」というセリフがありました。その教えを体現したかのようなラストには感動ものです。

視覚を惑わしてくるミステリオに対して目を閉じ、覚醒したスパイダーセンスでドローンの攻撃をいなして破壊するシーンはめちゃくちゃカッコよかった。スーツや技術なしでも強いということが分かったので次はゴリゴリの装備でも戦ってほしい。

 

ハッピーが過去一でいいキャラだった

ハッピーといえばMCUの古参キャラでトニーの右腕的な立ち位置で活躍してきました。ホームカミングのときからドイツでのシビルウォーにピーターを連れて行ったりしていましたが、どちらかというとトニーに頼まれただけで厄介者の世話をしているという雰囲気でした。

そのハッピーが、今作ではピーターをヒーローとして認めつつ、息子のように心配する姿が印象的でした。「トニーも迷ってばかりだったが、君(ピーター)を選ぶのだけは迷わなかった」…と、亡き後に聞くこういうエピソードに弱い。高速鉄道に轢かれて満身創痍のピーターを迎えに来たとき、綺麗なチューリップ畑に着陸したのだけは「おい」と思いましたが…。スーツを作るピーターにトニーの姿を重ねて目を細めるシーンは涙なしでは見られません

 

ポストクレジットにはあの人が!

トビー・マグワイア主演の元祖実写版スパイダーマンが勤める編集社の編集長(J・K・シモンズ)が登場してました!熱い。スパイダーマンの発音があのときのまますぎて涙が出ました。

ミステリオが死に際にスパイダーマンに人殺しの罪をなすりつけた映像が公開されましたが、これは昨今のフェイクニュースへの警鐘にも見えましたね。最近じゃ偉い人にまったく違うことを喋らせる映像も作れるそうですから。

 

アイアンスパイダー不在

僕は永遠にアイアンマンが大好きなので、アイアンスパイダーで暴れるシーンが観たかったのですが予告編にある悪党相手にアイアンスパイダーで無双するシーンはありませんでした。

冒頭でイベントに出席していたときのみ装着で、蜘蛛の爪は取材に出るときのステージへのカーテンを開けるためのみに使用してました。地味…。

旅行にも持って行かなかったのでアイアンスパイダーは今作はお預けです。

 

次回作は『キャプテン・マーベル2』!?

ポストクレジットシーンで判明しましたが、本作のニック・フューリーはスクラル人のタロスでした。あのフューリーがミステリオの投影技術を見破れずまんまと振り回されていたのではカッコ悪いのでこういうオチがあってよかったです。

でもMCUをそこまで追わずにスパイダーマンを知ってるぐらいの人が観に行ったらエンドクレジット後の映像は意味不明でしょうね。明らかに「ニックフューリーは敵が変身していたんだ!」という風に見えるでしょうし。

そしてMCUの最後の映像は次回作への示唆や伏線であることがほとんどなので、次回作は『キャプテン・マーベル2』ということになるのでしょうか(こういう予想をさせてくれるところが好き)。

『キャプテン・マーベル』は強さが覚醒した後の戦いをもっと見たかったものの、エンドゲームでは強すぎて結構な時間不在だったのでまた観れたら嬉しいです。そういえばエンドゲームは『キャプテン・マーベル』よりも先に収録したらしいので、キャロルのキャラクター性があまり出なかったのも物足りない要素だったかもしれません。

 

今後

今後は『キャプテン・マーベル』『ドクター・ストレンジ』『ブラックパンサー』など残された強キャラたちの続編が描かれそうです。デッドプールやファンタスティックフォーやX-MENやネイモアなど新ヒーローがどこで登場してくるか見ものです。またエンドゲームみたいに大集合する展開が待ち遠しい。

いま、MCUをまだ見てない人が羨ましいぐらい、MCUが熱いです。

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