「フリーランスの仕事を知る方法」についてです。
僕は今でこそフリーランスとして生きていますが、独立当初は勢いで会社を辞めたせいで「LINEスタンプと着せ替えを作りまくって生き残る」という再現性のカケラもないルートを辿りました。「フリーランスの仕事」について研究しておけばよかった‥と思ったものです。
目指す人に仕事を頼む
フリーランスの仕事の流れを知る方法。それは、自分が目指すフリーランスに仕事を発注することです。
フリーランスになりたいと思った時
仕事の流れとかが一切わからなくて不安だったから
現役バリバリのフリーランスに仕事を発注してみればよかったなと今更思った売れてる人がどういうヒアリングをしてどういうフォローをしてくれるかとかをお客さん目線で学べる
— 橋本ナオキ/4コマ「毎日でぶどり」単行本発売決定 (@Abhachi_Graphic) 2018年9月5日
先輩フリーランスを捕まえて仕事のことを一から十まで聞いても「先輩フリーランス対フリーランス志望」という構図にしかなりません。これでは一番知るべき「お客さんに対する目線」を学ぶことは難しい気がします。相手の時間も無為に奪ってしまうことになります。カンタンなのは自分がお客さんになることです。
頼むならココナラより適正価格
今はココナラなどのスキル売買サービスの普及で個人が気軽にクリエイターに発注することができるようになりました。しかしそういったサービスは食っていくためには単価が低すぎるので、現役バリバリの人に対してきちんとホームページから依頼した方がいいです。「次は自分がその対応をする」ということを学ばなければ意味がありません。
クラウドソーシングよりはかなり高く付くと思いますが、クオリティの高い成果物に勉強代も込みだと思えば安いものです。適正価格で発注しないとサービスの値付けを学ぶこともできません。「自分もこれぐらい取れるように頑張ろう」と思えるはずです。
フリーランス支援のカッシーさんもこの方法を推奨なさっています
この方法オススメ!
僕もセミナーでは「機会があれば自分よりレベル高い人に発注すると仕事のやり方とか安心できる成果物とか出来上がってきたりとめちゃ学べて良いよ!」って伝えてます! https://t.co/DFGj22ADbo— カッシー@10/21クリエイター祭り開催! (@strive) 2018年9月6日
先人に学ぶ
とはいえ発注するのは大きなお金が必要な場合もあります。そんなときは本を読んで手軽に学びたいもの。
そんな方にぜひ読んでいただきたいのがベルリン在住イラストレーター高田ゲンキさんの漫画「フリーランスで行こう!」です。
ゲンキさん @Genki119 の『フリーランスで行こう!』が届いた!
・会社からの独立
・仕事を取る方法
・フリーランスの喜びと苦悩
・トラブルと対処法が一冊に詰まった上に加筆ページでさらに濃度を増してます
フリーランスに興味ある人はもちろん、フリーランスが選択肢にない人にこそ読んでほしい pic.twitter.com/ZHOSDAI15P— 橋本ナオキ/4コマ「毎日でぶどり」単行本発売決定 (@Abhachi_Graphic) 2018年8月22日
まだフリーランスに対する認知も情報も少なかった時代に独立した高田ゲンキさんの独立〜現在の活躍に到るまでのリアルなエピソードが漫画で収録されています。
上のツイートにもありますが主な内容は
- 会社から独立して感じたフリーランスの素晴らしさ
- 駆け出しフリーランスに仕事が来ない理由&初めての仕事を取る方法
- 不払いや改変といったクライアントトラブルへの対応
など、特にこれからフリーランスを志す方の役に立つ話が盛りだくさんです。
何より漫画なので読みやすく、分かりやすいです。
時代差や職業差はあるかと思いますが、自分のやりたいことや使えるツールで読み替えればフリーランスの本質を学ぶことができます。