漫画の毎日更新を習慣化するために考えてきたこと




ここ2年くらいで「漫画の毎日投稿」を習慣化することに成功しました。(「会社員でぶどり」という単行本になりました!)

更新は今でも続けていますし、続けているというか自然と続いているという感じです。しんどいときもありますが、歯磨きのようなもので「めんどくさくてやらない」「やるのを忘れていた」ということはもうありません。(継続中のInstagram,Twitter

作品を見ていただければ分かる通り、僕は漫画やイラストのすごい技術を持っているわけではありません。そんな僕でも単行本を出版させていただき、漫画のお仕事をいただけるようになったのはひとえに継続したおかげだと言い切れます。

とはいえ今やっていないことを継続するのは簡単ではありません。もともと僕も習慣化が苦手で「明日から早起きしよう」と決意しては何度も失敗してきました。

中谷彰宏さんの言葉に「したい人10000人、始める人100人、続ける人1人」というものがあります。誰もが続けること自体は本気になればできると思っているけど、本当は始める人すらほとんどいなくて、続ける人はもっといない、だからこそ続けることには計り知れない価値があるんです。

まだまだ道半ばですが、漫画の毎日投稿がなぜ続いたのか・続けるために考えてきたことを振り返ってみたので、参考になれば嬉しいです。

 

続けるには「快」が必要

何かを続けるためには「続けた結果の報酬」か「続けること自体が楽しいと感じる」快の感情が必要不可欠です。

腕立て伏せ1日5回を1年間続けたら1000万円あげます」と言われたら多分誰でも続きますよね。要は「得られることが確実な報酬」があるほど続きやすいということです。「1日5回の腕立て伏せを1年続けたらもしかしたら健康になるかもね」ぐらいだと、なかなか続けるモチベーションにはつながりません。

行動自体をラクで楽しいものにするのが望ましいですが、自然と続けてしまう楽しい行動なら習慣化するのに苦労していませんよね。

行動自体が楽しくて自然と続けてしまう」という状況が理想ですが、そうでない場合は「決して楽しくない行動習慣だけど嬉しい結果が待っている」ということを明確にしなければなりません。

運動嫌いの人が筋トレを習慣化する場合のように、行動自体が楽しくないものの場合は「なんのために続けているのか」を強く意識して常に目に見えるようにしておくことが重要になります。途中で最終目標を忘れてしまうようだと日々の楽しくない行動ばかりに意識が向き、続けることがしんどくなってしまいます。

僕の場合は、最初に「一年間毎日投稿を継続したことによる自信を得る」という目標を立てました。これは偶然継続さえすれば必ず手に入る目標でした。根性だけで「必ず毎日やる!」と決めるだけだと確実に続かなかったと思います。

とはいえどれだけ最高の結果が待っていると分かっていても、毎日つらい行動をひたすら続けることは容易ではありません。

 

ラクに続けることだけ考える

大変な行動を習慣化できている人に多いパターンが「続けることだけを考えた結果ラクする方向性になった」というものです。

僕の場合は漫画を毎日投稿することに決めていたので、線も色数も少ないキャラクター(でぶどり)を選びました。また苦手だった背景を描かないことに決め、最初は起承転結も何もない1コマ漫画からスタートしています。

「簡単な行動ばかりやっていても効果がないのでは…」と思うかもしれませんが、簡単な行動を習慣化する効果は思いの外大きいです。筋トレの習慣をつけたい人が「1日1回」を習慣化するのは難しくありません。心理的なハードルが低いからです。「1日1回」を習慣化できた人なら2回・3回と回数を増やしていくことも同様です。しかし何の運動習慣もない人がいきなり「1日20回を3セット」を目標にすると心理的ハードルが高く、途中でやめてしまうケースが多いのではないでしょうか。突然の大きな変化は逆効果です。

最初はとにかくラクでいいので、続けることだけを考えてください

 

完璧主義を捨てる

ここまで漫画の投稿を完璧に継続したかのような雰囲気を醸し出してきましたが、決して完璧ではありませんでした。更新を忘れて翌日に投稿したり、ラフも書かずに30分ぐらいで仕上げた日もあります。初期は特に完璧とは程遠いグダグダ感でした。

完璧主義の人は、一度でも例外が発生して完璧な行動を取れなかったときに「今までの積み上げが無駄になった」と感じてやめてしまいがちです。実際はそこまで続けた価値があるのに、完璧じゃないからといって積み上げを無駄にしてしまう。

そういうときのために「例外が発生した日はこれさえやっていればオッケー」という限りなく小さい目標を用意しておくといいです。漫画はネタを5分考えればいいとか、筋トレなら軽いストレッチだけでもいいとか。

ただし全く何もしない日はできるだけ作らない方がいいと思ってます。一日でも完全に止まる期間があると再スタートに膨大なエネルギーが必要なので、続けているという実感が持てるレベルが望ましいです。

 

既存の習慣にくっつける

続けるためには、すでに習慣化できている行動をトリガーにするのもオススメです。

歯磨きしたりコーヒーを淹れたりテレビを見ていたり…毎日やる行動は何かしらあるはずなので、その前後に新しく習慣化したい小さな行動(ハードルが低いもの)を紐づけていくと有効です。「朝の歯磨きを終えたらトレーニングウェアに着替える」「テレビを見ているときにCMに入ったらノートを開く」…という風に。

漫画の毎日更新を習慣化してから「漫画を更新したら次は○○をする」という行動は簡単に毎日続くようになりました。(noteにも更新する、アメブロに更新する…など)

 

「続かなかった理由」を考える

それでも物事はそう簡単に続かないもので、特に理由がなく途切れてしまいます。しかし続かなかったときこそ「なぜ続かなかったか」を分析する大チャンスです。

僕は毎日更新を2018年に始めましたが、突然思い立って始めて続いたわけではありません。今思えば2017年のうちに何本か定期的に漫画を描いてアップして、やりづらいところを把握していたのがよかったと思います(背景を描くのがしんどい…など)。

漫画の場合は「ネタがない」「時間が足りない」「そもそも忘れていた」などの理由が考えられます。自分がどういう理由で挫折しやすいかどうすればその理由を排除できるかを考えておくと必然的に続きやすくなります。(続かなかったときだけでなく、続ける上で面倒に感じることはどうすれば排除できるか考えていくとよさげです)

 

まとめ

まとめると、

  1. できれば行動自体が楽しくなるように工夫する
  2. 何のために続けているかを明確にして常に見えるようにする
  3. 最初はとにかくラクしまくって続けることだけを考える
  4. これさえやればオッケーという限りなく低いゴールも持っておく
  5. 既存の習慣にくっつける
  6. 続かなかったときに理由と対策を分析する

何回も例に挙げている筋トレを習慣化したいとすると、

  1. 筋トレ中は大好きな音楽を聞いたり動画を流す
  2. 理想的な筋肉の人の写真に自分の顔を貼って飾る
  3. 1日5回やればオッケーと決める
  4. どうしても不調なときはストレッチだけでもオッケーと決める
  5. 歯磨き中はスクワットをする
  6. 続かなかったのはジャージがダサいから気乗りしない→好きなブランドのトレーニングウェアを買う

という工夫をすると続きやすいんじゃないかなと思います。

 

習慣化の考え方自体はいろんな本で書いてあることとかぶるので、もっと詳しく知りたい方は書籍を参考にしてみてください(↓僕が一番好きな習慣化の本)

 

関連コンテンツ



この記事をシェアする!