集中力の維持はれっきとした技術【漫画】




どうも、橋本(@Abhachi_Graphic)です。

皆さんは集中して仕事に取り組めていますか?よく集中力のある人ない人と言われますが、僕にとっては集中力があるかどうかよりも、集中力を維持したり回復させる工夫の方が大事です。

漫画では会社員の頃とフリーになった今の集中力の推移を描いています。会社員時代は会社の環境が悪いというよりは自分で集中力をコントロールするという発想がない未熟者だったので、集中力が切れても時間を掛けて仕事をしてしまっていました。対して今は集中力が切れたなと感じたら場所を変えたり休憩したりといろいろ工夫するようになり効率は格段に上がった実感があります。(そういう工夫を活かしやすいのもフリーランスの強みです。)

 

根性で集中しろというのは無理

プロスポーツの世界で、最後の最後に緊張の糸が切れて逆転負けをするというのは、よくある話です。(中略)私たち「普通の人」と比べて、圧倒的に高い集中力を持っているプロのスポーツ選手ですら、集中力を完全にコントロールすることはできないのです。(「神・時間術」p.32 集中力を高めるのはやめなさい)

午前に仕事をこなしてからお昼ご飯を食べて、午後一からオフィスで事務作業をしていると眠くなってきますよね。そんな時間に「気合で何とか集中する」ていうのは無理な話です。そんなに簡単に集中力をコントロールできたら苦労しません。一番簡単な集中力のコントロール方法は「集中力を要する仕事は集中力があるときにやる」ということです。「当たり前やんけ!!!」と言われてしまいそうですが、僕が会社にいた頃は出社してすぐの頭が冴えた時間をメールチェックに使っている人がほとんどでした。午前に必ずしも必要ではない会議が入ることも多く、集中力を意識して仕事したことはありませんでした。今はお客さんから頼まれた仕事はもちろん、この記事やブログ漫画を描く作業などは基本的に午前に行っています。午後は明日分の記事や漫画の下書き、翌日に入っている打ち合わせの準備など「翌午前の準備」やルーチンワークに費やすことが多いです。

 

集中力を維持するためにやっていること

僕が集中力を維持したり回復させるためにやっていることをご紹介します。

寝る

まずはめちゃくちゃ寝ます。昼寝の記事でも書きましたが、夜は6〜7時間は必ず寝て昼過ぎから夕方には20分ぐらい昼寝もします。ショートスリーパーという短い睡眠でも平気な人もいるそうで、睡眠は人によって適正な時間が違うので一概には言えませんが自分に必要な睡眠量は毎日確保すべきです。

運動

激しい運動ではなく散歩したりスクワットする程度の軽いものでも、運動が脳にいいというのは科学的に実証されています。運動することで神経細胞のニューロンが増加したり、有酸素運動で会場が大きくなるという研究結果があります。運動は「脳のリセット」になるので、集中力が切れてくる夕方の涼しい時間帯がオススメです。

 

快適な外の作業スペースを確保する

一箇所に留まって作業しすぎず、外の作業スペースでも作業をするようにしています。場所を変えて作業すると場所ニューロンという箇所が活性化し、記憶に良い影響を与えます。

この↓記事をものすごい要約すると「場所を変えると脳の違う場所が活性化する」ということです。移動することで軽い運動にもなりますしいいこと尽くし。

 

脳に余計な情報を入れない

テレビを見ない、デスク周りを片付ける、PCに付箋を貼らないなど。

作業中に自然と入ってくる情報をできるだけ遮断しています。特に午前中は頭がすっきりした状態なので芸能ニュースなんか見ると損。掃除したばかりの部屋で布団をバサバサしてハウスダストまみれにするような行為です。

僕が「ついテレビを見ちゃう後回し病」を治療した方法

2017年8月1日

 

マルチタスクをしない

人間は2つの作業を同時処理することはできず、1つの処理からもう1つの処理へと切り替えを高速で行っているそうです。以前は「切り替えれるならええやん」と思ってましたが、調べてみると処理の切り替えに慣れすぎると、1つの作業に集中したい時も目に入ったものに意識が持っていかれるよう(要するに集中力がない状態)になるので、マルチタスクは危険です。

 

まとめ

何もしなくても1日集中できるというのはごく一部の人で基本的には集中力は切れるものです。日本企業の多くは集中力や効率を度外視してマンパワーを注ぎまくる傾向にあるので、それに付き合っていたら人生の大半が仕事で埋め尽くされて、人生そのものの効率が悪くなります。会社に勤めていてもダラダラしてたらもったいないので集中力をコントロールする意識を持ってさっさと帰れるようにするべきです。

これ何回も貼ってますが時間に対する意識がかなり変わったのですごいオススメの本です。

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