この記事の結論は『モチベーションが高い時に立てた目標は絶対続かないから、失敗しようがないくらい小さい目標にしときましょう』です。
伝えたいことは以上です。が、これではTwitterと変わらない文字数なのでこう考えるに至った経緯や経験をまとめておきます。
この記事で言う『目標』とは、「毎日勉強する」といった行動目標であり「テストで何点取る」といった到達目標ではありません。
僕は”理想の目標”を立てるタイプでした
僕自身、自己啓発書を読んでは「毎日6時起きして朝活やー!」とか「毎日1時間は自己投資の時間やー!」と無理な目標を立ててしまうタイプでした。
ただ今はモチベーションが高い時に立てた計画通りに物事は進まないと学びました。別の用事や蓄積した疲労、低い気圧、朝ごはんを食べ忘れたことなど不調の原因は山ほどあります。
(怠け者ですが)意識が高くてわりと真面目なはずの僕が継続することが苦手なのは、高い目標を立てるあまり達成できない罪の意識に向き合うのが嫌になるからです。
行動目標は極限まで小さくする
「毎日◯◯する」といった行動目標(習慣)は可能な限り小さく始めましょう
たとえば資格試験の勉強を習慣化したいと思ったときに、毎日参考書を20ページ読むという目標を立ててしまっては(僕タイプの人は)絶対続きません。(きっと最初の5日日間ぐらいは強い意志の力で継続するでしょうが、10ページしか読めなかった日を境にどんどん習慣が消えていく様子が目に浮かびます)その目標を極限まで小さくすると『毎日机に向かって参考書を触る』になります。
僕の場合、悲しいかな未来の自分に期待してもほとんど裏切られます。なのでどれだけ意志が弱い状態でも達成できるぐらい小さい目標の方が絶対に継続できます。机に座って参考書に触るだけならできそうな気がしませんか?
ちなみに小さくした方がいいのはあくまでも毎日行動する習慣化の目標なので、最終的な到達目標はありえないぐらい大きいものでもいいと思います。
目標を小さくすることで得られるもの
先ほどの「毎日机に向かって参考書を触る」を例に小さな目標の効果をあげてみます。
一つは『机に向かいさえすればもうちょいやるでしょ効果』
机に向かっていれば参考書を何ページかは読もうと思いませんか?入り口のハードルを下げることでその後の行動に結びつきやすくなります。ただし「その後の行動」が前提になると実質の目標が変わってしまうので、あくまでも机に向かった時点で目標は達成と認識しておいてください。
もう一つの効果は『机に向かう以上の余裕がなかったとしても、机に向かうだけの習慣が身についたらその後追加の習慣を身につけるハードルが劇的に下がるやろ効果』
ながい。1分間机に向かうという習慣が身についたら、その習慣+『1分間勉強する』といった小さな習慣を付け加えることはより簡単になります。(同じこと二回書いただけか)
まとめ
- 行動目標は失敗しようがないくらい小さくする
- 未来の自分に期待しない
- どれだけ小さな習慣でも身についていないより良い
ちなみに僕がいまやってる習慣は
- 今日やることをリストアップして優先順位1位に5分間取り組む
- 本を1ページ読む
- 練習するイラストを探す
この3つだけです。もちろん毎日これ以上のたくさんのことに取り組んでいますが、作業の入り口となるハードルが低いのですんなり始められるという実感があります。