夫婦同姓がいい人は同姓を選択すればいい。
選択的夫婦別姓についての僕の基本スタンスはこの一言に尽きます。
選択的夫婦別姓に反対する人は夫婦別姓を"選択"しなけりゃいいだけの話なのに、なんで夫婦別姓を選択したい人の自由にまで踏み込んでくるのか。ほとんどが古い価値観を盲目的に守りたいがための理由付けでしかない。 https://t.co/Bimb8iZvNC
— 橋本ナオキ (@Abhachi_Graphic) 2018年1月6日
選択的夫婦別姓はすぐさま導入すべきだと思っているし、導入しない理由が分かりません。
僕は現在独身でいずれ結婚はしたいですが、苗字を変えたくないし奥さんが望まないなら苗字を変えて欲しくありません。強制ではなく選択できるという自由が欲しいです。
選択的夫婦別姓を推す理由(1)別姓を強いるわけじゃない
あくまで「選択制」だから、夫婦同姓を望む人は同姓にすればいいだけです。同姓を望む人に別姓を強いるわけではありません。
現行の同姓は義務であり、強制です。一方で選択的夫婦別姓は制限を取り払うだけ。
選択的夫婦別姓を推す理由(2)同姓にするコストが大きい
カードや戸籍などで姓を変更するという手間と時間的コストが大きすぎます。まとめ記事でざっと調べてみてもこれ↓だけ変更する必要があります。
- 免許証
- パスポート
- 銀行
- 携帯
- カード
- 年金手帳
離婚率も上昇しているらしいので(離婚を前提にするわけではないですが)苗字が変わる回数が多いほど手間も掛かってくるわけです。
選択的夫婦別姓を推す理由(3)同姓を義務付けているのは日本だけ
3年ほど前の毎日新聞の記事ですが、法律で婚姻時の夫婦同姓を義務付けている国は日本だけだそうです。
家族の姓を巡る法律には国の歴史や文化が反映されている。別姓制度を設ける国は多く、夫婦の姓をつなげた「結合姓」を認める国もある。法律で同姓を義務づけている国は世界を見渡しても日本しかないとされる。(https://mainichi.jp/articles/20151213/k00/00m/040/121000c)
現実問題として女性が名字を変更するケースが圧倒的に多いことから、国連から勧告を受けました。しかし国は「国民にも色んな意見があるからちょっと待ってや」と言ったまま。それが2014年です。いつまでダラダラやっとんねん。
https://www.huffingtonpost.jp/2015/09/23/dual-surnames_n_8186538.html
選択的夫婦別姓への反対意見へ反論
「同じ名字だからこそ家族の絆が感じられる」
→家族の絆を感じるために夫婦同姓にしたい人はそうすればいい。
「子供の苗字はどうするのか?」
→別姓を選択する場合は「女の子だったら母の姓を名乗る」などルールを決めておけば問題ないし、親と苗字が異なることを嫌うのであればこれまた同姓を選択すればいい。
「別姓になると家族かどうか分からない」
→わかるやろ。
選択的夫婦別姓に反対する人の意見は基本的に『他者の自由への干渉』です。変化を嫌うあまり反対するために探してきたのかと思うような意見ばかりです。何度も言いますが同姓にしたければ同姓を選択すればいいんだから、別姓を選択したい人たちの邪魔をしないでください。
署名活動
現在、サイボウズ代表取締役社長の青野慶久氏が選択的夫婦別姓を実現するための署名活動を行っているので、紹介させていただきます。
先ほど人生初の署名活動を開始。順調に賛同者が増えていますが、まだ目標に対して約1%の達成率。集めた署名とご意見はフル活用しますので拡散のほどよろしくお願いいたします!/「夫婦同姓・別姓を選べる社会にするため、私たちの訴訟を応援してください!」 https://t.co/EOImBxu1sA
— 青野慶久 (@aono) 2018年1月4日