就活を控えた自分に考えてもらいたい「自己分析の3つの質問」を作ってみた




(漫画の解説は記事の一番下にあります。)

どうも、橋本(@Abhachi_Graphic)です。

今日は就活について考えてみたいと思います。最初に言っておきますが僕は就活経験者で「とりあえず名前を知ってるとこを受けまくって内定をもらったら入社する」という最悪コースを辿った人間です。当時の僕を含め多くの就活生は自分に合った業種・職種を選ぶことはしても働き方を選択するという発想はなかなかありません。今日は、そんな何がやりたいのかも定まってないくせに「とりあえず」で就活しちゃったかつての自分へ向けて「自己分析」の質問を作ってあげることにしました。

 

まず某就職情報サイトで自己分析を受けてみた

今の就活生の大半が受けるであろう自己分析ツールを使って僕も自己分析してみました!全文載せよう思ったのですが長くなるので小さい字で抜粋。

・コップから水が溢れ出すように想像力が溢れているタイプです。・ルーチンワークを好まない部分があります。・余裕があるタイプです。・ロジスティックな能力を発揮します。スタッフ的な能力を持っています。また、「創造的思考力」に恵まれています。着眼が独創的で、豊かな想像力を駆使して、画期的なアイデアを生み出す才能を秘めています。また「問題解決能力」にも優れています。今までのやり方では解決できない場面で、新しいやり方を考え出します。くわえて、プレッシャーへの耐性能力が非常に高い人です。万事に余裕を持って対応するため、緊張することがほとんどありません。・デスクワーク全般、特に緻密で合理的な作業が要求される知的サービス部門に適性があります。また、どのような仕事にも対応できますが、毎日同じことを繰り返す仕事をすると飽きやすいタイプです。くわえて、基本的にリラックスした状態でいられるので、どのような仕事についても実力を発揮できるタイプです。

自己分析の結果だけを見ると割と合ってました!

このあと「僕に向いている職種ランキングと業種ランキング」が出てきましたが、もちろん働き方ランキングは出てきませんでした。あくまで「どの会社のどんな役割で働くのが向いているか」というデータしか出てきません。会社で働くことが悪いことと言いたいのではなくて、働き方が多様化しているのに自己分析結果が全く追いついていないことは明らかに問題。就職情報支援サイトなのでそりゃそうだろと言われればそうなんですが、過去の僕が「就活だからとりあえずマイナビリクナビに登録して情報収集するぜ!」という感じだったので働き方を選択する可能性がほぼゼロになっていました。

ちなみに、好きなことを仕事にする選択肢も奥まったところの小さな記事で見つけました。こういう情報がもっと表に出るようになれば学生の選択肢や考えが広まるのになー。

「誰にでも向き不向きがあるのは当たり前。たとえば独立するという選択肢にしても、1人で事業をやるなんて不安で耐えられない、なんて人もいるでしょう。逆に、根拠もないのに“自分にはこれができるはず”と勘違いしているケースもあるはず。だから私は、起業でも何でも“やりたい”という気持ちがあるなら、すぐにできる小さな一歩から取り組むことをお勧めしているんです。もし、何らか見込み違いや勘違いがあったとしても、やってみて失敗すればクリアになるわけですから

あと過去の自分に言いたいのが、インターンシップしないと将来がヤバいという煽りがすごかったけど全然そんなことないということ。サイトからしたら企業のインターンシップへ学生を送り込むのが仕事ですから就活生の恐怖心を煽っているだけ。インターンシップに行くのが無意味というわけではなくて全就活生が必ず行かないといけないものではない。

 

昔の僕にこういう「自己分析」をしてもらいたい

今の僕が、就活を控えた昔の自分に卒業後のキャリアを考えてもらうとしたら、こういう自己分析をしてもらいたいです。もちろん大手のサイトのように「あてはまる」「あてはまらない」を選択してあなたに適合する働き方結果がバーンと出るわけではありません。

 

問(1)「あなたは10年後どうなっていたいですか?こうありたいという理想の姿を文字にしてください。」

僕は会社を辞めるきっかけになったことが結構たくさんあるのですが、この質問もその一つです。僕はその時「島に住む自由なグラフィックデザイナー」と書きました。「島に住む」というのは時間や場所にとらわれず働くということ、そしてグラフィックデザイナーはざっくりですがクリエイターという意味で書きました。

理想の自分を文字にしてみたところで、今から進もうとしている道(IT企業の会社員)の延長には理想の姿がないことに気づきました。「年収1000億」でも「空を飛びたい」でもいいですが、本心で書いてください。書けたら問(2)へ進んでください。

 

問(2)「理想の自分が持っているものを書き出してください。」

「車」などのモノだけでなく「自由な時間」とか「3ヶ国語話せる」とか「料理上手なお嫁さん」でもいいです。何でもいいですが、具体的にイメージしてください。僕は「時間」「家にテニスコート」「本棚の裏に隠し部屋」とか書いて、こんなに理想的な自分を実現する可能性があるのになぜそれに向かっていないのか疑問に感じた記憶があります

 

問(3)「その理想の姿を実現するために着手できるはじめの一歩は何ですか?その一歩を踏み出さない理由は何ですか?」

理想の姿を実現するために今の自分にできる最初の一歩目の行動は何でしょうか?もし着手していないならやってみてください。「お金がないからできない」と思う場合はその資金集めが最初の一歩です。「時間がないからできない」と思うなら時間を作る工夫をしてみてください。僕は第一歩目としてデザインの短期スクールに説明会に行きました(今となっては必ずしもスクールに通うことが必要だとは思いませんがそれはまた別の機会に。)

 

 

就活を控えた自分へ今の僕が言いたいこと

「フリーも選択肢に入れてみろ!」

僕は会社に1年半勤めてからフリーになりました。もちろんコネもなく、スキルと言ったら人よりちょっとだけ絵が上手いぐらい(謙遜ではなくプロとして足るレベルではありませんでした)。会社に勤めていた頃は、正直使えないヤツでした。

かつての僕のように、コネ・スキル・お金がなくても、努力して、工夫して、改善できる人であればどんな働き方を選んでも生きていけると思っています。むしろ「いわゆる一般的な働き方」よりも多くの報酬と自由な時間を得ることができます。僕が伝えたいのは「一般的な働き方から逸脱しようぜ!」「会社員じゃなくてフリーランスになろうぜ!」ということではなく「働き方が多様化しているのに大学生はそれを知らない」ということです。ほとんどが大手企業しか見ていません。僕も大学生の時「フリーランスなんて一部の天才的な人がやっていることだ」と思い選択肢にすら入っていませんでした。でもフリーランスになってみると「こんなにたくさんの人が自由で楽しそうに働いているんだ」とかなり驚きました。今の時代、やりたいことを実現するために何をすればいいかは情報を漁れば無料で手に入ります。本だって安く買えます。どうしても特定の企業で働きたいという強い思いがあれば別ですが、就活の段階でフリーランスとして働くことも選択肢に入れてみてください。もうごく普通の個人が働き方を選べる時代だし、メールもHP作成も情報発信もネットショップも(インターネット環境さえあれば)無料で使えます。在庫を大量に抱えるような業種でなければコストは限りなく抑えて始められます。

 

「ブラック企業に就職するリスクを考えろ!」

フリーランスや起業は収入が安定しないリスクがあると言われがちですが、僕からしたら身体を壊すほど働く方がよっぽど重大なリスクです。フリーなら本業でお金が稼げなかったらバイトだってできますし。もちろんすべての企業が身体を壊すほど働かせるわけではありませんし、楽しく働いている人もたくさんいます。しかし会社勤めに向いていないのに「自分にはこの会社しかない」と勝手に退路を断たれた気になって我慢している人もたくさんいるはずです。新人研修などで「入った会社でその仕事を好きになれ!」と教えられましたがそんなの無理でした。お見合いじゃないんだから。

 

おまけ:冒頭漫画の解説

今日の漫画は「日本の就活においては業種や職種(おにぎりの具)を選択することはできても働き方(料理のジャンル)を選択することは許されないという風潮」を描きました。ラーメンが食べたい人はこんなレストランに行かずラーメン屋へ行ってください。

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