僕が「ついテレビを見ちゃう後回し病」を治療した方法




どうも、橋本(@Abhachi_Graphic)です。

漫画の通り、僕は昔からかなりの後回し気質がありました。ご飯を食べたら「あとで皿を洗おう」・郵便受けにたまったチラシを見つけたら「あとでまとめて捨てよう」などなど。特にひどかったのが帰宅即テレビをダラダラ見てしまう癖でした。そういった「あとで癖」を払拭する為に考えたことをシェアします!

 

そもそも、なぜ後回しにするのか?

やった方が良いと分かっているのにどうしてつい後回しにしてしまうのか?それには罪悪感の感じ方が深く関係しています。やった方がいいことを後回しにするのには必ず罪悪感が伴います。根が真面目な人ほど罪悪感を感じてしまうもの。

本で読んだ知識ですが、罪悪感は基本的に楽しいこととセットになっているので(「宿題をやらなきゃいけないけどついゲームしてしまう」「勉強をするべきだけどテレビを見てしまう」など)、脳は罪悪感を感じるのが楽しいと勘違いしている場合があるそうです。加えて脳は変化を嫌うという性質があり、今やっていることから違うことに着手するのには大変なエネルギーが必要なのです。

 

「ついやっちゃう」「やめられない」をやめるには?

「資格の勉強などをしなければならないと思っているのに、ついテレビを見てしまって罪悪感を感じる、けれどどうしてもやめられない僕」を例に挙げましょう。そういう人はテレビを付けてしまった時点で負けなのです。もっと言うとテレビを付けようとリモコンを持った時点から勉強に着手するには多大なエネルギーを要する状態です

そういう場合にオススメなのは、リモコンを決まった場所に置くと決め、勉強をやりかけで置いておくという方法です。無意識でやってしまう行動は意識しないとできないようにし、意識しないとできないことを無意識で始めるよう環境を変えるのです。つまりリモコンを必ず定位置(できればテレビ台の棚の中など、取り出すのにワンテンポの動作が必要な場所)に置くと決めることで、無意識でテレビを付けるという動きを少し抑制することができます。テレビを見るときに「テレビを見る」という意志が働くようにするのです。そしてテキストを開いて置いておくことで「資格の勉強をしよう!」と意気込んでテキストを用意する手間とエネルギーを省くこともできます。

 

ついやっちゃうゲームへの対処法

時間術の記事でも書きましたが、ついついスマホゲームをやっちゃうという癖も持っていました。スマホゲームは基本的に時間でスタミナが回復するのでハマり過ぎると生活がゲームを中心に回ってしまいます。(ゲームそのものやゲームにハマってる人を批判してるわけではありません。自分にとっては不要でもハマってしまう中毒性が怖いという話です。)

そんなスマホゲームから脱却した方法はとりあえず消すことです。最近のスマホゲームはユーザー登録をすればデータを取り戻せるので登録だけしておけばそれほど思い切ることなく消すことができました。一回消すと「ゲームをする」という意志を持って再ダウンロードしなければならないので、それが面倒で完全にやらなくなりました。(ゲームをやめる必要性を感じていない人にまで消せと言っているわけではありませんので悪しからず)

 

「あとでやる」を解消するにはメモっておくこと

あとで皿洗いしようとかあとで掃除しようと思うと、「あとでやろう負債」が頭に溜まっていきます。目の前の作業に集中できなくなるので短時間で終わることはすぐさま片付けた方が効率が良いのですが、どうしても優先順位の高い仕事がある時には、あとでやろうと思ったことをメモしておきましょう。

書くことで頭の中が整理され「あとで思い出さなきゃ」という考えがなくなり目の前に集中できます。あとでやることをメモするクセを付けておくと、「メモすること」と「メモを見て思い出す」こと自体が面倒になるので着手が早くなります。

 

結論

無意識でやっちゃう行動に対処するには無意識でできないように制限すること!いつかやらないといけないことは、ノータイムでやっちゃった方が結局のところ楽!!

5分でも後回しにすると、あとで着手するのに大変なエネルギーを使うことになります。もちろん物事には優先順位があります。「いつかやらないといけない小さなこと」は最優先で片付けて、別のことに集中力を使うようにしましょう。

関連コンテンツ



この記事をシェアする