【すぐ怒る人への対処法】怒りはコントロール可能な『第二次感情』だと知ろう




あなたの周りに、ささいなことですぐに怒る人っていませんか?

もしくは、小さなことですぐに怒ったりしていませんか?

僕は怒りっぽい方ではありませんが、電車のマナー違反や行列の割り込み、荒っぽい運転などたしかに世間にはついイラッとしてしまうことが溢れています。気になったので『アンガーマネジメント』を勉強してみました。

学んだ結果、これだけは断言できます。すぐ怒る人はめっちゃ損です。

 

怒りはコントロール可能な『第二次感情』

怒りという感情は『第二次感情』と呼ばれています。

不安や悲しみといった第一次感情を受けて、後発的に発生する感情です。ある出来事を意味付けすることで怒りが生じるので、この意味付けを間違わなければすぐカッとなることはありません。これは怒りやすいとか根が優しいとかいう性格ではなくれっきとした技術として体系化されています

 

怒りは相手を屈服させるための安直で幼稚な感情

アドラー心理学の解説書『嫌われる勇気』にこんな一節があります。

あなたは「怒りに駆られて、大声を出した」のではない。ひとえに「大声を出すために、怒った」のです。つまり、大声を出すという目的を叶えるために、怒りの感情をつくりあげたのです。

声を荒げたりすぐに手が出る人は、相手の落ち度につけこんで相手を屈服させることを目的としているのです。

怒ることで事態が良くなることはほとんどありえません。それなのに丁寧な説明の手間を面倒に感じ、相手を屈服させるためのもっとも簡単な手段を取っているに過ぎないのです。

クレーマーがいい例

なんにでもクレームを付けるクレーマーという人がいます。あの人たちは『テレビで性的に捉えられる描写があった』とか『パッケージにごく小さな傷が付いていた』とか、正に怒ることを目的としてその原因を常に探している状態です。

クレーマーのような怒りっぽい人は「許せるか、許せないか」の二択で物事を捉えています。一方で怒らない人は「許せる・まあ許せる・許せない」の三つの判断基準があると言われています。優しくてめったに怒らない人でも当然、マナー違反が気になることはあるはず。しかしそこで一気に「許せない」まで沸騰させないようコントロールできているのです。

 

すぐ怒ってしまう人のための怒りのコントロール方法

怒りは相手を屈服させるための手段だと言われても、どうしてもイラっとしたり怒りたくなるときはあると思います。しかし怒りの感情はコントロール可能なもの。誰でもできる怒りのコントロール方法をまとめてみます。

イラっとした時の対処法

6秒数える

→怒りのピークは長くて6秒なので、感情が高まったことを感じたらゆっくり「1..2..3..4..5..」と6秒数えます。これによって衝動的な行動や、売り言葉に買い言葉で余計なことを言ってしまうことは防げます。

グラウンディング

怒りを感じたら他のことに意識を向けます。電車でイラっとしたら中吊り広告をみるとか遠くの景色を見るなどして、気持ちの面で怒りの原因から離れます。

コーピングマントラ

→気持ちが落ち着く言葉を決めて心の中で唱えます。イラっとしてしまうことは人として当たり前のことです。そんなときは冷静であるための言葉を決めておきましょう。ドラマ「過保護のカホコ」では、主人公カホコのお父さんは家族にイラっときて声を荒げそうになったときに『大切なのは冷静でいることと親切でいること』と唱えて冷静さを保っています。

タイムアウト

→怒りの感情がどうしようもなくなったら、物理的にその場から離れます。怒りに任せて帰るという意味ではなく、一言断りを入れてから離れましょう。離れている間に気持ちに整理を付けます。

アンガーログ

怒りの感情を感じたら『何があって、どう感じたか』をメモやツイッターに記録しましょう。

あとで見返すと「こんな小さなことで怒ってたのか」と気づくこともあります。思い出すだけで腹が立つようなことでも自分の怒りの傾向を把握することはできます。続けているとイラっとした時に「あ、今イラっとしてる」と怒りを客観視することができるようになってきます

 

すぐ怒る人とは距離を取るべき

すぐ怒る人は、「怒るという簡単な手段で相手よりも優位に立ちたい」という目的が無意識に働いている状態です。

なので、論理的に言い負かすなどの対処法は怒りを増長させるだけの可能性が高いです

ある書籍では「怒りのエネルギーを他のことに向けさせるために質問を投げかける」といった解決策が示されていました。「何が悪かったか、教えていただけますか?」と冷静に聞いてみるのもひとつの手です。

もちろん自分に非がある場合は素直に謝ったほうがいいですし、理不尽な怒られ方をしているときもひとまずは逆なでせず謝る方が無難だと思います。ただし、何度も理不尽なことで怒られるようであればその人との関係を断つように工夫していくのが最善だと思います。怒っている人と付き合うことは本当に精神を消耗しますし、良いことは何一つありません。

 

まとめ

怒りを感じることは仕方ありません。しかし怒りに任せて行動するのは幼稚な行動なので怒りのコントロールを知ることが大切です。周囲にすぐ怒る人がいる場合はできるだけ付き合わないようにするしかありません。

僕はアンガーマネジメントの本を何冊か読みましたが、決して怒りを抑え込む方法ではなく、怒りの感情とうまく付き合って損をしないための技術だと感じました。

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橋本ナオキ

1992生の関西人。漫画『毎日でぶどり』を書いています。ブログには働き方や成長・マーケティング・便利ツール・書評について書きます。ご依頼・お問い合わせはお気軽に!

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